米忠とは

日本が誇る味噌を世界へ

私たちの魂を込めた味噌づくりは、創業以来の伝統と情熱が息づいています。1820年から受け継がれる技術が融合した味わい深い一滴は、世界中の食卓に新たな光を放ちます。オンラインショップで、私たちの魅力に満ちた味噌をお楽しみください。歴史と革新が交差する、感動のひとときをお届けいたします。

米忠味噌の歴史

当店は、宝暦年間(1750年代)より大阪江戸堀にて米屋を営み、その傍ら米麹の製造、さらに近隣の武家屋敷での味噌仕込みのお手伝いをするようになりました。そしてこの味噌が大変美味しいと評判を呼び、文政3年(1820年)に初代忠助が味噌醸造・販売を専業に手がけるようになりました。以来、米忠味噌と名づけて、食い倒れ大阪のお客様方にご愛好いただいております。
大正、昭和、平成と引き続いて、陛下ご来阪の節にはご食膳にのぼる光栄を得ております。上方料理とともに育てられた料理味噌として、昔から赤だし味噌と称し、手前味噌ではありますが「どこにも負けない味」と自負しております。
最高の材料を使って、丹精を込め手間暇をかけ、皆様方のご趣向にそうように吟味醸造いたしております。

米忠のこだわり

味噌蔵・木樽の”気”

米忠では、赤味噌に人工的に温度を上げたり下げたりせず、麹と自然の力を借り木樽でじっくりと熟成しています。 春秋の穏やかな発酵と夏の激しい発酵、冬の静かな発酵を繰り返した味噌は、四季折々の自然の恵みと気をふんだんに授かります。 独特のうまみと甘みは、たっぷりと使用した米麹と、1~2年の熟成期間に味噌蔵・木樽に宿る酵母・酸素に育まれて出来上がります。

素材へのこだわり

米忠の味噌は、大粒丸大豆からつくられます。もちろん遺伝子組み換え大豆は使いません。 さらに麹には、秋田産“あきたこまち”や徳島産“こしひかり”など、仕込時期に手に入る最も適した国産米を使っています。特にお正月の雑煮用として限定発売となる“餅米入り白味噌”は、その年とれたての北海道産白目大粒の新大豆に、とれたての佐賀産“ひよく”(餅米)等、最高の材料で仕込みます。水も、活性水に変換する装置を付けることで、クラスターの細かい水にするなど、より良い発酵が得られるようこだわっています。